乳離れできない兄は、いつも母を独り占めにしていた。一方、昔からないがしろにされてきた弟は愛情に飢えていた。そんな弟のことを心の中で気にかけていた母は、平等に愛しく想っていることを伝えようとある行動に出る。弟は初めて感じる母の愛情に触れ、渇ききった心を潤すかのごとく、母の胸に貪りつくのだった…。