家が貧しかった谷口は、進学を諦め一家を支えるため中学卒業と同時に働き出した。やがて大人になり家計に余裕が出来た谷口は、大検を受け念願の大学進学を考えていた。しかし、どう勉強していいか分からず途方に暮れていたところ、友人の妻がたまたま家庭教師をしていて勉強を教えてくれることになった。そして、その友人の妻に手取り足取り教えてもらうことになったのだが…。