ろくでもない父親から母を守りたいと思っているものの、怖くてなかなか逆らえないでいたサトシ。そんなある日、またいつもの度を過ぎた父親の行動を目の当たりにしたサトシは、ついに意を決して立ち上がる。だがそこでサトシがとった行動は、結果として憎き父親とまるきり同じものだった…。その夜、罪悪感にさいなまされているサトシを心配した母は「サトシとあの人は違うわよ」と優しく手を差し伸べた…。