数年前から夫婦の営みがなくなった沢渡家。紗織は寂しさと欲求不満から立派に成長した息子を見ては、若かりし頃の夫と重ね合わせ卑猥な妄想に耽っていた。一方、年頃の息子もまた、紗織のことを女として意識することが多くなっていた。そんな二人が禁断の交わりを持つまでに時間がかかるはずもなく…。